第3回定例決算議会款別質問 特養ホームの建設・他

2016-10-17

【款別質問】
 特別会計 介護保険 (西糀谷一丁目)気象庁宿舎跡地に特養ホームの建設を 広大な公用地に区立保育園、知的・精神グループホームの合築建設を求めて質問します!
 
 特養ホームに入りたいのに入れないのは、保険料を遅滞なく納めてきた被保険者にとってまるで詐欺行為にあっているようなものです。一刻も早く待機者ゼロめざして質問します。

 敷地を貫通して理る都市計画道路は違法!しかし、廃止できるまでの有効使用は可能!

 西糀谷一丁目の2,980㎡、約3,000㎡の魅力ある土地すなわち気象庁宿舎跡地について都市計画道路が貫通していることで活用が制限しているとして活用を拒否しています。しかし見てください。(資料1を示す)この通り住宅地やお寺の墓地などたくさんの区民の財産を蹴散らしていく補助39号線が戦後復興院決定という特殊な時代に焼野原になった街に線を引いたもので、百害あって一利無しです。小池新知事が「大昔に決められたもので見直すこともあります」旨示していることは一般質問で述べました。

 しかし今日は補助39号線を条件にしてもこのように2000㎡の広さです。国交省にレクチャーに行った際、当時は㎡29万円、3000㎡で8億7千万です。


 

Q1、ところで東六郷一丁目特養等は借地料方式だったと思いますが地代は年額いくらでしょうか、お答えください。

  答:「年2800万円です」

 この方法でも10年、20年で元がとれます。気象庁宿舎跡地にもこの方式を適用できると思いますが購入の検討をすることを求めておきます。


 

Q2、都市計画道路に制限されない、二つに分かれている土地について伺います。一方は千㎡以上あります。ここは商業地域ですから6階建ては可能です。30人規模の馬込特養は3階建て、地下1階の4階建てですから馬込の特養のほぼ2倍の規模が可能と思います。この予想は間違ってはいませんね、お聞きします。

  答:馬込特養は1000㎡余です。

 土地は、一般入札にかけられていない、今がチャンス!
昨日、関東財務局、国有財産管理官に進捗状況をききましたところ、複数の社会福祉関係者からの問い合わせが来ているので一般入札はしていないとのことでした。巨大マンション建設の不安が消えているわけではありませんがぜひ進展することを期待しています。   もし大田区に相談に来たら前向きに取り組んでいただくことを求めておきます。


 

Q3、反対側は700㎡以上あります。80人規模の保育園は敷地面積約300㎡でしょうか。保育園設立基準からみてほぼ間違いありませんか、伺います。

  答: 「約200㎡です」(園庭をのぞく)

 では、可能ですね。


 

Q4、次に、大田区になくてはならない精神科専門の病院である南晴病院が100mほどの近くにありますが、病院と患者会の皆さんが求めている100㎡規模のグループホームの増設も可能です。グループホームの設置基準からみて大丈夫でしょうか、お聞きします。

  答:「4名基準では約100㎡です」

 都市計画道路300㎡は3階までの建築制限がありますが主に園庭と特養のお祭り広場、駐車場、食堂そしてトイレ、防災倉庫などつくることは可能です。こう考えると都市計画道路の制限は障害ではなくなります。ぜひ柔軟な姿勢で貴重な公有地の活用に踏み切りことを強く希望しておきます。

 最後に“都市計画道路は防災上必要“とのことですが今では必要なくなってきています。沿線では防災基準の新築がどんどん増えています。必要性のない都市計画道路と考えます。廃止すべきです。改めて要望します

 古い都市計画道路の見直しの立場に立つ新都知事とも連携し、都市計画審議会に申請する法的可能性も活かして見直すことに、一刻も早く方針を転換することを求め、質問を終わります。

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