ベルリンの壁崩壊後、永遠に忘却されるという予想に反してマルクスの思想は再び分析、発展、論争の対象になっている。{マルクスリバイバル」ケンブリッジ大学出版局。アメリカ、中国、イギリス、フランスの研究者が執筆しています。復活した理由は何か。経済問題です。2008年にリーマン・ショックが起きた時、ブルジョア経済学の経済学者たちは原因を明らかにできなかった。そうした時にドイツの保守的新聞がマルクスのニューヨークトリビューン紙に掲載した1857年のマルクス恐慌論を掲載し、解決方法を暗示したと言われます。日本共産党は当時不破哲三著で恐慌論を資本論を参考に解明していました。世界は巨大な金融危機としか見れていなかった時、二木は「架空の需要に基づく生産の無制限的拡大」という過程が典型的に表れたと見ました。アメリカの金融資本は資金の無いお金を持たない低所得層に融資し、その証文をさも有利な商品として架空に売り出し、産業資本と金融資本が商法の破綻を招いたのです。ここで見直されたのです。こうした例からマルチェロ氏に志位氏はマルクスブームを3点で示しました。スターリンがレーニンの誤りを利用して「マルクス・レーニン主義」というまがい物をつくりあげましたがそこから脱却できたことです。なぜか、日本共産党が自主独立の路線を確立したことが大きいのです。資本主義の没落の根拠をどこに求めるかです。労働者階級の社会変革の主体的成長にあります。自分たちの苦しみの根っこに社会のどういう仕組みがるのかを理解して「この社会を変えよう」という多数の合意が熟してこそ初めて社会は変わるということを発見したのです。マルクスはイタリアの労働組合でも「賃金価格利潤」でも我々は「階級意識という点で遅れている。階級的自覚をどうつくりあげるかを強調している。「資本主義の発展は、一般的傾向は賃金の平均的水準を高めるのではなく、むしろ低める。こいれとたたわなければ救いようのない無残な敗残者の群れに堕してしまうでしょう。労働者階級が精神的にももっと自由に発達するにはそのために活用できる時間である。富とは「物的富」「自由に処分できる時間」「自然の富」「人間そのものの全面的な発展」の4点です。













